NVIDIAの年次カンファレンス「GTC 2026」が開幕した。巨額のAIインフラ投資を背景に、同社に対するウォール街の評価は強気である。一方で、AIデータセンターのメモリ消費増大により、ゲーミングGPUのリリースが30年ぶりに見送られる見通しだ。AIの中枢を担う反面、ゲーマーを置き去りにする同社の二面性が浮き彫りになっており、今後の動向が注目されている。 参考記事〇Nvidia (NVDA) Stock: Wells Fargo and Bank of America Bullish Ahead of GTC(2026年3月15日) https://w...
Metaはニューズコーポレーションと年間最大5000万ドルのAIライセンス契約を結び、Instagram等でリアルタイムのニュース配信を開始した。最新情報への対応という弱点を補う狙いがある。報道機関側はAI企業との契約と訴訟を使い分ける現実路線をとっている。AI経由の配信は新たな読者開拓の契機となる一方、メディアの多様性喪失の懸念もあり、ユーザーの情報リテラシーが問われている。 〇Bringing More International News and Content to Meta AI(2026年3月) https://about.fb.com/ne...
Anthropicは2026年3月12日、Claudeのチャット内でインタラクティブなグラフを作成できる機能を全ユーザー向けに公開した。自然言語の指示のみでグラフの修正やデータ分析が可能となり、分析作業のハードルが大きく下がる。また、ExcelとPowerPointをまたいで作業できる機能も追加され、独自の「Skills」と組み合わせて組織の型を反映した資料作成も可能だ。ツールの進化により、今後はユーザーの「問いを立てる力」がより重要になる。 〇Claude Adds Interactive Charts and Diagrams in Chat: La...
Nvidiaが企業向けにセキュリティを強化したオープンソースのAIエージェント基盤「NemoClaw」を開発中である。Nvidia製チップに依存しない設計で、ハードウェアからソフトウェア領域へ主導権を広げる戦略転換を意味する。OpenClawを吸収しつつあるOpenAIに対抗し、次世代AIインフラの標準化と覇権を狙う動きとして注目される。 参考記事〇Nvidia Is Reportedly Planning Its Own Open-Source OpenClaw Competitor(2026年3月10日) https://arstechnica.co...
Metaが立ち上げから約1か月のAI専用SNS「Moltbook」を買収し、創業者らを自社の超知能開発部門に迎えた。同サービスには脆弱性もあったが、Metaの狙いはAIを活用してコードを書かずに開発した創業者の手腕とビジョンの獲得にある。OpenAIも同時期に関連人材を採用しており、AIエージェント時代のインフラと人材を巡る企業間の争奪戦が激化している。 〇Meta acquires Moltbook, the Reddit-style platform built for AI agents(2026年3月10日) https://the-decode...
OpenAIがビジネス特化の「GPT-5.4」を正式にリリースした。標準、推論重視のThinking、高性能なProの3種を展開し、APIは最大100万トークンに対応する。スプレッドシート処理やPC操作機能が強化され、誤答率も低下した。同社の年換算売上が250億ドルを突破する中、企業向け市場を収益の柱とする戦略的なアップデートとなっている。 〇OpenAI launches GPT-5.4 with Pro and Thinking versions(2026-03-05) https://techcrunch.com/2026/03/05/openai...