2026年2月28日の日没後、金星や木星など6惑星が並ぶ「惑星パレード」が起きます。観測可能なのは約45分と短時間です。また3月3日には日本から全過程を観測できる皆既月食(ブラッドムーン)も発生します。近年、月や惑星はビジネスや探査の対象として注目されており、これらの天体イベントは宇宙への関心を高める絶好の機会となります。 〇Rare 'planetary parade' will return to the evening sky this week(2026年2月22日) https://www.livescience.com/space/plane...
2026年2月、NASAはアルテミスIIのSLSロケット上段部でヘリウム流量異常を発見し、打ち上げ延期と機体のロールバックを決定しました。過去の耐熱シールド問題や燃料漏れに続く延期ですが、有人飛行の安全確保のための慎重な対応です。一方、中国の猛追など月面開発の地政学的競争も激化しており、NASAは民間企業との連携で安全かつ確実なミッション遂行を目指しています。 参考記事 〇NASA Troubleshooting Artemis II Rocket Upper Stage Issue, Preparing to Roll Back(2026年2月21日)...
2026年1月、マスク氏が宇宙太陽光発電式AIデータセンター構想を発表し、SpaceXが100万基の衛星展開を申請しました。地上の電力・冷却不足を解決するため、高効率な太陽光と低温環境を持つ宇宙の活用を目指します。Googleや各国も追随し競争が激化する一方、放射線やデブリ等の課題も残ります。Starshipによる輸送コスト低減が鍵となり、エネルギーやAI産業を巻き込んだ変革が始まっています。 〇Musk at WEF: Solar space-based AI data centers possible in two to three years(20...
2026年2月、NASA長官は2028年の月面着陸を「米国の卓越性を問う試金石」と宣言しました。SpaceXの技術課題による遅延を受け、NASAはBlue Origin等に簡素化案を要請。Blue Originは燃料補給不要の独自方式で巻き返しを図ります。中国も2030年着陸を目指し猛追する中、技術と信頼を懸けた新たな宇宙開発競争が本格化しています。 〇NASA chief: Artemis moon landing is litmus test for 'American exceptionalism'(2026年2月10日) https://aero...
2026年2月、NASAは太陽光を利用して月の土壌から酸素を抽出する「CaRD」プロジェクトの統合試験を完了しました。炭素熱還元法を用い、実際の太陽集光器を熱源として一酸化炭素の生成に成功。これにより月面での酸素自給自足(ISRU)技術が前進しました。民間企業の資源探査も進んでおり、輸送コスト削減による月面経済圏の構築や、将来の火星探査への応用が期待されています。 〇Sunlight Extracts Oxygen From Regolith Using Solar Chemistry(2026年2月13日) https://www.nasa.gov/c...
2026年2月、欧州の新型大型ロケット「Ariane 64」が初飛行に成功し、Amazonの衛星通信網「Amazon Leo」用衛星32基を軌道に投入しました。これにより欧州は大型衛星の自律的な打ち上げ能力を回復しました。AmazonはStarlinkに対抗するため、FCCの期限延長を申請しつつ他社ロケットも併用して配備を加速させており、衛星インターネット競争が本格化しています。 〇Europe's most powerful rocket launches for 1st time, carrying 32 Amazon internet satell...
NASAがISSへの第6回民間宇宙飛行士ミッションの契約先に新興企業Vastを選定しました。これまでAxiom Spaceが独占していた分野に風穴を開け、ISS退役後の商業ステーション(CLD)開発競争が加速します。Vastは2027年に自社ステーション「Haven-1」打ち上げを計画しており、実績作りによりNASAの選定で優位に立つ狙いです。Axiom一強体制が崩れ、新たな競争局面に入りました。 〇Vast Wins Its First Private Astronaut Mission to ISS(2025年2月12日) https://paylo...
2026年2月、AIエージェント専用の宇宙MMO「SpaceMolt」が登場しました。自律的に採掘や戦闘を行う様子は、NASAやESAが進める衛星群の自律制御技術に通じます。単なるゲームではなく、通信遅延のある宇宙での自律運営を検証するテストベッドとしての可能性を秘めており、6130億ドル規模に達した宇宙ビジネスの未来を示唆する動きとして注目されています。 〇SpaceMolt: An MMORPG for AI to Play(2026年2月7日) https://blog.langworth.com/spacemolt 〇Humans welcome...