SpaceXのファルコン9を着陸させ続けてきたエンジニア5人に、パデュー大学発の第一号「ニール・アームストロング宇宙賞」が贈られました。受賞者の一人はクワタ・ヨシアキ氏。650回超の着陸実績の裏側と、模倣を歓迎する空気、そしてJAXAの追撃までを整理しました。 〇SpaceX Falcon 9 rocket-landing team gets 1st-ever Neil Armstrong Space Prize(2026年9月16日) https://www.space.com/space-exploration/spacex-falcon-9-ro...
米宇宙軍がAntares社に1.61億ドルの契約を発表。1965年以来60年ぶりとなる宇宙用原子炉の実用化へ、2027年のMark-1実証を目指します。背景にはNASAの月面原子炉計画や、中国・ロシアとの月面資源をめぐる競争も。放射線耐性材料や熱制御部材など、非宇宙企業にもサプライチェーン参入の好機が広がっています。 〇Antares Wins $161M Award for Space Nuclear Power(2026年9月11日) https://payloadspace.com/antares-wins-161m-award-for-space...
NASAとIBMが月面データを解析するAIモデルを無料公開しました。17年分のLROデータを学習し、氷の予測誤差を最大23%、クレーター検出精度を19%改善したとされます。姉妹モデルPrithviは地球観測分野で商用化と軌道上実証まで進んでおり、月面版も同じ道をたどる可能性があります。無料公開されたデータと技術は、宇宙機器を作ったことのない企業にも新たな事業機会をもたらすかもしれません。 参考記事一覧 〇NASA, IBM launch new AI model for studying the moon(2026年9月12日) https://ww...
米宇宙軍は15社に総額1,470億円規模の契約枠を設定し、衛星運用者向けの「宇宙戦ゲーム」訓練インフラの整備に乗り出しました。コロラド拠点のAuriaが手がけるBORGなどのシミュレーターを軸に、対衛星攻撃を想定した実戦的な訓練市場が静かに立ち上がっています。 〇Space Force Funds $981M Orbital War Simulator Push, Space Brief 1 Aug 2026(2026年8月1日) https://keeptrack.space/space-brief/space-brief-2026-08-01 〇A...
NASAがInversion社の再突入機「Arc」を使い、惑星探査で使われる減速技術「エアロキャプチャー」の実証可能性を研究する契約を締結。数十年間誰も飛行実証していないこの技術を、地球上で火星や外惑星探査を想定して試す狙いを解説する。国家安全保障向けに開発された機体が、どのように惑星科学へ応用されうるのかにも注目したい。 # 参考記事一覧 〇Inversion Selected by NASA to Advance Aerocapture Technology for Future Interplanetary Missions(2026年9月10日...
米宇宙軍がスタートアップSpace Kineticに5000万ドルを投資。推進剤を使わず母船から衛星を高速放出する「Whirlwind」技術を開発中で、1つの母船が複数の小型機を送り出す「1対多」構造により軌道変更コストの低減を狙う。DARPAとのミサイル防衛契約や「ゴールデンドーム」構想への応用も視野に、実証段階前の技術に大型予算を投じる宇宙軍の姿勢が注目される。 # 参考記事一覧 〇Space Force backs startup seeking to change how satellites move in orbit(2026年9月7日)...
ゴールデンドームは米国だけが宇宙に盾を持つ前提で語られがちですが、NPECのウォーゲームは中国が独自の迎撃システム「スマート・ホーク」を配備する未来を検証しました。主目的の曖昧さ、ロシア抜き交渉のリスク、衛星防護技術の重要性、そしてSpaceXやロッキードなど商業各社が担う役割まで、2040年のシナリオから浮かび上がった論点を整理しています。 〇War Game: China Gets Its Own Golden Dome, Sparking a Space Arms Race(2026年) https://spacenews.com/war-gam...